平成12年4月に富山県南砺市で療養型病床病院として開院しました。
ブログを通して当院の雰囲気を皆さんに感じてもらえるよう紹介していきたいと思います♪

ふくの若葉病院のホームページ

2007-09-28

♪10月の予定♪

 10月の予定について!!
     

 10月も、大江先生によるピアノ演奏『音楽の集い』が開催され
ます。

 誰もが一度は聴いたことがある歌を中心に、入院患者さんや
通所リハビリテーションの利用者さんと合唱します。


 6日(土)、「しゃみの会」の皆さんによる、フラダンスや台所に
ある調理器具で作られた楽器演奏を披露していただきます。


 16日(火)、第4回ふくの若葉病院ミニコンサートを開催します。

 バイオリン奏者の黒瀬美さんと城香菜子さんによる、素敵な
音色に癒されてみませんか。


 また、28日(日)、ふくの若葉病院オープンホスピタルを開催
します。

 褥瘡(床ずれ)防止講座、院内見学、介護者教室などを準備
しています。


 入院患者さんのお見舞いに来られる方や、当院で開催される
ボランティア演奏に興味がある方で時間に余裕がある方は、
一度当院を訪れてみませんか?

 ※車を運転される皆さんは、安全運転に心掛けてください。
  また、自転車や徒歩で来られる皆さんも気をつけてください。

2007-09-27

テロより怖い、医療問題。

 2007年8月25日(土)から、映画「華氏911」などで有名な
マイケル・ムーアの最新作『シッコSiCKO』が公開されています。
       

 アメリカは医療保険制度の保険充実度が世界37位で、先進国
の中では最下位だそうです。

 また、アメリカは先進国では唯一、国が運営する全国民を対象
とした国民健康保険制度が存在しません。

 因みに、65歳以上の人を対象とする、連邦政府による健康
保険制度メディケアと、連邦政府・州政府共同の低所得者に対す
る医療扶助制度メディケイドしかありません。

 国民の多くは民間の保険会社に加入するしかありません。
そのため、6人に1人が無保険、年間1.8万人が治療を受けら
れずに亡くなられるそうです。


 日本人にとっても他人事ではないはずです。

 2008年4月から開始される後期高齢者医療制度、政府や
厚生労働省による、介護療養病床の廃止、医療療養病床の
削減など、高齢者やそのご家族にとっては大きな問題となる
改革を断行しています。


 アメリカ政府の影響を受け、今後の日本がアメリカのような
医療制度に変わっていく可能性が無いとはいえません。

 アメリカが抱える医療保険制度の問題を映画を通して知ること
ができると思います。


 富山県では10月13日(土)、石川県では9月29日(土)から
公開されます。

 映画について知りたい方は下記のサイトをご覧下さい。

 ・映画『シッコ SiCKO』公式サイト
  
http://sicko.gyao.jp/

2007-09-26

感染防止対策ビデオの自主制作~最終チェック~

 院内感染防止対策委員会では、職員に感染防止対策の
手順や手技を徹底するため、学習用ビデオを自主制作して
います。

 今回は、「針刺し事故防止」と題し、制作しました。

 完成した映像を委員会に出席している委員全員で最終確認
しました。
   

 ビデオは、正しい針の取り扱いを再確認することで、感染防止
をふまえた手技の統一を図る内容になっています。

 ビデオは「院内研修会」、「新人職員研修」及び「職員の
自主
学習」に用います。

2007-09-25

心電図について-その3-~看護職員の知識向上~

 9月は、各階談話コーナーにおいて、「心電図と仲良くなりま
しょう~その3~」と題し、米田看護部主任による講義を同じ
内容で3回実施しました。
       
 7月は「日常業務に役立つ心電図の基本知識」、8月は「不整
脈による心電図波形の基礎知識」について学習する機会を設け
ましたが、今回は、「危険な心室性期外収縮」について理解を深
め、今までの講義内容に関する確認テストを実施しました。

 当院は、療養病院として患者さんに質の高い医療、看護及び
介護の提供を目指すため、職員一人一人が、知識や技術の
向上に取り組んでいます。

2007-09-21

職員への伝達報告会

 9月21日(金)、砺波厚生センターが主催する看護職員研修
会に参加した看護職員3名による、伝達報告会が開催されま
した。

    ・感染防止対策について
    ・医療安全について
    ・看護記録について



 研修会参加者3名は資料を基に、研修内容を簡潔に報告し、
自分たちが得た知識や内容を伝達してくれました。

 当院は、院内研修だけでなく院外参加研修会や院外発表を
通して、職員一人一人の資質向上を目指し、職員教育に取り
組んでいます。

 療養病院として患者さんに質の高い医療、看護及び介護の
提供を心掛けています。

2007-09-20

臨地体験学習

 9月19日(水)、当院に平成19年度南砺市民病院新採用
職員が、臨地体験学習に訪れました。

 看護職員、理学療法士、作業療法士、精神保健衛生士の
合計6名の皆さんが、当院の取り組み内容の説明を受け、
各職種ごとに臨地体験に取り組みました。

 ・院内感染防止対策委員会の取り組み
 ・摂食・嚥下訓練
 ・褥瘡対策
 ・栄養マネージメント
 ・医療安全対策
 ・終末期ケア
 ・職種毎の臨地体験  など






 南砺市民病院とふくの若葉病院の連携が密になり、
南砺地域の医療及び福祉の更なる向上に繋がるよう、
活動内容の紹介や互いの意見交換を通し、有意義な
臨地体験学習となりました。

2007-09-19

コシヒカリ

 9月中旬も過ぎ、病院周辺の田んぼの稲刈り作業が終わりを
迎えつつあります。
     
     

 私が、「天気がいいから稲刈り作業がはかどりますね」と喋って
いると、ご自宅で稲作をされている方から、

 「今収穫しているのはコシヒカリやね。コシヒカリの新米を食べる
 のが待ち遠しいわ。」と言われました。

  ~「コシヒカリ」~
    「農林22号」を母、「農林1号」を父に、昭和31年に
   「越の国に光り輝く」と願いを込めて『コシヒカリ』と命名
   されました。
    刈取り時期は9月中旬とされています。

 富山県の農業について知りたい方は下記のサイトをご覧下さい。

 ・JA全農とやま
  
http://www.ty.zennoh.or.jp/

2007-09-18

敬老の日のお弁当

 9月は敬老の日を祝して、入院患者さんと通所リハビリ
テーションの利用者さんに、『敬老の日弁当』を召し上がって
いただきました。

 “海老の天ぷら”や“ホタテのすり身天ぷら”がとても美味しそう
でした。

 秋は果物が美味しい季節です。飾り切りされた葡萄や無花果が
添えられていました。
      
 
     通常のお弁当        ソフト食のお弁当

 ひき肉で作った紅葉焼きや茗荷の酢漬けが美味しいと人気が
ありました。

 また、嚥下困難な入院患者さんや利用者さんには、ソフト食の
お弁当を召し上がっていただきました。


 患者さんや利用者さんから、

 「すごく美味しいよ。」

 「豪華やね。とても綺麗な彩りやね。」

 「毎回、食事が楽しみで感謝してるよ。」

 など、嬉しそうに召し上がられていました。

2007-09-14

3日間の高校2年生3名の介護実習が終了!!

 9月10日(月)から3日間、2階病棟にて井波高校福祉科の
2年生3名が介護実習に取り組みました。

 指導担当者は、高校から事前にいただいた実施要項を基に
授業で習得した介護福祉の知識や技術を応用し、患者さんの
援助ができるよう、3日間のプログラムを作成しました。






 生徒さんたちからは、

 「コミュニケーションをとる時、患者さんがどんな障害を持っ
  ているか知ったうえで、その方に合った手法でかかわりを
  持つことが大切だと思いました。」

 「次回の第2回実習では、学校で学べない現場の知識を
  学び、自分の目標を達成できるように頑張りたい。」

 「授業でしたことのない髭剃りを経験し、少し怖かったです
  が、その気持ちが患者さんに伝わると不安に思われると
  思ったので、自信を持ち取り組みました。」

 「介護の仕事は常に動き回っていて座る暇がないので
  大変だと思いました。」

 などの感想が寄せられました。


 指導担当者から、介護の道を目指している方へのメッセージ

 「介護技術の習得も大切ですが、人に接する時に必要な
  “思いやり”や“優しさ”といった心の大切さを共に学んで
  欲しいと思っています。」

2007-09-13

ヘルパー1級を目指した介護実習期間が終了!!

 8月30日(木)から9月11日(火)(土曜日と日曜日を除く)、
3階病棟に2名の生徒さんがヘルパー1級の介護実習に訪れ
ました。

 指導担当者は、「学んできた知識と技術を基に患者さんに関
われる実習」を目指し9日間のプログラムを作成しました。

 ・食事介助
 ・体位変換
 ・入浴介助
 ・排泄介助
 ・移乗及び移送
 ・口腔ケア
 ・介護計画
 ・レクリエーション   など

   
   
 
 実習生の方からは、

 「ふくの若葉病院では教科書やヘルパー2級の実習で学んだ
  基本が生かされていたのでスーッと実習に入れた。」

 「コツや力学を応用した介護方法を実際に側で見て教わり
  体験することができた。」

 「カンファレンスの場で、医師をはじめいろんな職種の人達が
  患者さんのことを考え真剣に意見を述べあい、チーム医療の
  実践に取り組んでいることが実感として伝わり感激した。」

 「看護職員と介護職員との関係がよくて驚いた。」

 「実習に来る前から、実習計画を作成するなどして私たちを
  迎えて下さり本当に感謝している。」

 などの感想が寄せられました。


 指導担当者から、介護の道を目指している方へメッセージ

 「介護の仕事に就く時に自信を持って患者さんや利用者さん
  に関われるような実習を目指しています。
  学んだ知識と技術の確認と応用ができるように、私たち
  職員も実習生の皆さんをサポートしています。
  介護職を目指している皆さん、介護の仕事に興味がある
  皆さん、ふくの若葉病院で学んでみませんか。」

2007-09-12

♪敬老会~翔の会と劇団輝~♪

 9月12日(水)午後2時15分から、2階と3階の食堂ホールに
おいて『敬老会』を開催しました。

 『翔の会』と『劇団 輝』の皆さんが来てくださいました。

 『翔の会』の皆さんは、「無法松の一生」、「大阪しぐれ」、
「華も嵐も」、「安来節」の踊りや歌を披露してくださいました。
  
  

 『劇団 輝』の皆さんは、「おはん」、「花笠踊り」、「金沢の雨」、
「矢切の渡し」、「大阪二人づれ」の歌や踊りを披露してください
ました。
  
  

 入院患者さんや通所リハビリテーションの利用者さんから、

 「凛々しい踊りやったね。」

 「安来節はとっても上手で笑えたよ。」

 「気持ちが伝わってくる歌やったね。」

 「また披露しに来て欲しいわ。」

 などの感想がありました。

2007-09-11

手芸活動

 通所リハビリテーションの利用者さんがスキルタペストリーに
取り組んでおられます。
      

 私が、「細かい作業ですね。疲れませんか?」と声をかけると、

 利用者さんから、「なーん、大丈夫やちゃ」と笑顔がかえってき
ました。

 作り方の説明書を見ながら、直径5mmほどのビーズを糸に
通します。完成すると、サイズが38×89㎝の作品になります。

 ビーズが細かいので絵柄も綺麗に仕上がりそうなので、完成が
ともて楽しみです。

2007-09-10

井波高校福祉科2年生の介護実習!!

 9月10日(月)から、2階病棟に3名の井波高校福祉科2年の
生徒さんが介護実習に訪れています。

 実習初日は、指導担当者から説明を受け、仕事内容の見学と
介護補助を体験しました。


 福祉科の2年生の皆さんは、9月6日(木)に『福志式』を終え、
9月は3日間、10月は5日間、南砺市などの福祉施設や介護
療養型医療施設などに分かれて介護実習に取り組むそうです。

 9月7日(金)の北日本新聞に、『福志式』の様子や実習へ
向けた決意などが掲載されていました。
    
       北日本新聞
       2007年9月7日(金)朝刊29面

2007-09-07

第15回療養病床協会全国研究会~発表当日~

 9月5日(水)、6日(木)、兵庫県神戸市のホテルオークラ神戸
において、第15回療養病床協会全国研究会(神戸大会)が
開催されました。
       
 「良質な慢性期医療がなければ、日本の医療は成り立たない」
というスローガンを掲げ、メインシンポジウム、9種類のシンポジ
ウムが開催され、約400題の一般演題が発表されました。


 当院からは、2名の職員が一般演題に参加しました。

 前川看護職員による、
  『胃瘻から経口摂取能力回復へ~成功・不成功の比較~』
     

 長井介護職員による、
  『終末期ケアへの取り組み~患者と家族の心が癒される~』
     

 発表者一同、参加者の皆さんに、当院の取り組みについて、
少しでも理解していただけるよう本番に挑みました。

 また、日頃の業務や知識の向上に繋がるよう、シンポジウムや
他の発表者による発表演題を聴講しました。


 発表者や同行者からは、

  「座長の藤本先生(西円山病院)から、『去年も聞かせて
   もらったが、摂食に積極的に取り組んでおり非常に感心
   していた。来年も期待しています。』と言われ、嬉しさ半分
   プレッシャー半分の複雑な心境です。」

  「全国研究会に初めて参加しました。シンポジウムや一般
   演題は とても勉強になりました。今後の業務の参考にな
   りそうな内容をまとめ、職員の皆に還元できるようにしたい
   と思います。」

  「全国各地の療養病院における取り組みを知ることができ、
   とても有意義な全国研究会になりました。当院における
   摂食能力回復への取り組みは、他の聴講者の方からの
   期待も高く、昨年と今年続けて聴講された方がおられまし
   た。」

 などの感想が寄せられました。


 発表終了後、角家病院長に御馳走していただいたディナーは
とても美味しく、神戸の夜景はとてもすばらしかったようです。